まつ毛パーマ(まつ毛カーリング剤)とはなにか

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まつ毛パーマ(まつ毛カーリング剤)とはなにか

まつ毛を根元から自然に立ち上げる「まつ毛パーマ」は、いまや多くのサロンで欠かせない施術です。
しかし、正確には「まつ毛カーリング剤」と呼ばれる化粧品であり、薬機法に基づいた適正な製造・販売が求められます。
*パーマは医薬部外品にのみ、使用を許されている言葉のため、医薬部外品ではないまつ毛用の薬剤については、全てまつ毛カーリング剤が正しい名称となります。
 一般的にまつ毛パーマやマツパなどと呼ばれることが多いために、一般名称として記載しております。

基本的には、美容室で使用される頭髪用のパーマ液やカーリング剤の技術を応用したものとなります。
還元作用のある1剤で髪の毛の構造をゆるやかに、酸化作用のある2剤で髪の毛の構造を形作ります。

⚖️ システアミン塩酸塩の法規制について

従来、まつ毛カーリング剤にはシステアミン塩酸塩を主成分とする製品が多く流通していました。
しかし、近年この成分は「医薬品有効成分」として指定され、化粧品には使用できなくなりました。

したがって、システアミン塩酸塩を配合したまつ毛パーマ剤は、
薬機法に違反している可能性があり、行政指導や販売停止のリスクがあります。

お客様から「違法成分を使っている」と誤解されないためにも、
今一度、使用製品の成分表示をチェックすることが大切です。

🧪 安全性と法令遵守を両立するフタバ化学の処方開発

フタバ化学では、最新の法規制を遵守しながら、
まつ毛へのダメージを抑えた安全性・安定性の高いカーリング処方を開発しています。

✅ システアミン塩酸塩を使用しない処方設計
 化粧品基準に適合した代替還元剤を用いた、低刺激・高カール持続の開発が可能です。

✅ 酸化剤・pHバランスの最適化
 臭素酸塩や過酸化剤をコントロールし、まつ毛への負担を軽減します。

✅ 低刺激対応
 施術中の刺激臭や目への不快感を最小限に抑えた処方を実現。

✅ 安心の製造・品質管理体制
 薬機法に基づく厳密な製造・検査体制で、サロン様ブランドの信頼性を支えます。

まつ毛カーリングは繊細な技術であり、“安全性”と“法令適合”がブランド価値を左右する時代です。
法規制を理解し、安全な成分を正しく扱えるメーカーとの協働こそ、
これからの時代に選ばれるブランドの条件といえます。

🏢 フタバ化学株式会社
創業70年以上の化粧品・医薬部外品OEMメーカー
「安全性」「信頼性」「法令遵守」を軸に、
サロン様のオリジナルブランドづくりをサポートいたします。